アロエベラとは
アロエベラはヨーグルトやジャム、
ジュースなどの製品でお馴染みの、
スーパーフードです。スーパー
フードとしての様々な効果を持つ
中で、特に際立った点は炎症を
抑える効果です。火傷の治療や肌に
優しい日焼け止めとして
使われる他、粘膜の炎症を抑えて
風邪の諸症状を改善します。
アロエベラの基本情報
①アフリカ、カナリア諸島、
カーボベルデ原産の、ススキノ科
アロエ属の多肉植物の一種で、
300以上の品種があります。
②アフリカ、インド、中国、
南ヨーロッパ、アメリカの温帯地域
から亜熱帯地域にかけて、
広く分布しています。
③けが、火傷、皮膚病、
高脂血症、糖尿病などの
生薬として用いられています。
④保湿性や刺激を抑える
効果から、保湿ティッシュにも
用いられています。
アロエベラの健康効果
・胃腸の働きを整えるアロイン・
アロエベラの表皮に多く含まれる
アロインは胃腸の働きを活発にし、
便秘を改善して、胃を丈夫にします。
ただし葉の中のゼリー状の
部分には含まれていないので、
葉の表皮を摂取する必要があります。
・抗炎症、抗潰瘍効果のある
アロエウルシン・
葉の内側のゼリー状の部分には、
火傷の治療に用いられる
アロエウルシンが豊富に含まれています。
細胞の再形成を促進する作用があるので、
怪我の治療にも効果があります。
・免疫力を高めるムコ多糖類・
ヒアルロン酸・ヘパラン硫酸などから
成るムコ多糖には免疫力を高めて
病気にかかりづらい丈夫な身体を
作る助けとなります。また、
肌のターンオーバーを整えて、
くすみやシミを改善します。
・風邪症状の改善、
抗ガン作用のあるアロミチン・
アロミチンにはウイルスの働きを
抑えたり、がん細胞の増殖を
抑える効果、症状を改善する
抗炎症作用があります。
・二日酔いに効くアロエチン・
アロエチンには解毒作用があり、
二日酔いの原因物質である
アセトアルデヒドを分解するのに
役立ちます。また、アロインや
アロエエモジンが肝臓の負担を抑え、
肝臓の働きを良くします。
お酒を飲む前後に、アロエの
絞り汁を飲むと効果的です。
アロエの美容効果を活かした
取り入れ方
・ヘアマスク・
アロエが髪や地肌を紫外線や
光化学スモックなどのダメージから守り、
美しくしなやかな髪に導きます。
くり抜いたアロエベラの果肉
大さじ2杯に、砂糖大さじ2杯
エッセンシャルオイルを数滴混ぜて
出来上がりです。約5分地肌を
マッサージしたら、
ぬるま湯で洗い流しましょう。
・ボディーローション・
クレオパトラもかつて、アロエの
樹液から作られたローションを
美肌の為に欠かさず用いてたという
記録があります。アロエベラは
古代から、美容の為に重宝されて
きました。アロエの持つ炎症を
抑える効果や保湿効果が、
日焼けなどでほてった肌を鎮静し、
コンディションを整えます。
作り方は、くり抜いたアロエベラの
果肉とココナッツオイルを1:1の
割合で混ぜるだけです。就寝前の
スキンケアに取り入れると効果的です。
アロエベラの効果的な食べ方
・摂取量の目安・
健康や美容に効果的な
アロエベラの摂取量の目安は
生の物で一日約60gです。
粉末やエキスなど、成分が濃縮した
物は摂りすぎると
副作用があるので、注意が必要です。
・美味しい食べ方・
中のゼリー状の果肉は、
ミキサーにかけてジュースに
したり、ゼリーやサラダに
利用出来ます。また、シロップ漬け
にしたり、ジャムにして保存
しておけば、パンやヨーグルトに
毎日使えるので便利です。
栄養豊富な硬い皮は苦味があるので、
細かく刻んで砂糖やはちみつで
煮ると食べやすくなります。
アロエベラはその豊富な
ビタミンやミネラルから、
健康、美容効果に優れたスーパー
フードです。生の物を購入して
使えば、甘さも濃さも自分好みに
調整できるので便利です。
夏の季節には欠かせない
スーパーフードですね☆☆
スーパーフード恐るべし健康と美容効果
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