クロレラの効果と食べ方

クロレラというと、健康食品として
名は知られていますが、実際に口にした
事のない方も多い事でしょう。
スーパーフードとしては、料理や
スイーツにも幅広く使える
クロレラパウダーが便利です。

①クロレラ科クロレラ属、
淡水生酸細胞緑藻類です。

②直径２～１０μ（ミクロン）の
ほぼ球形の単細胞緑藻で、
主に湖沼や河川などに生息しています。

③葉緑素を平均的な野菜の
約１０倍含みます。

④食品としては、粉末や錠剤、液体に
加工されて販売されています。
必須アミノ酸をすべて含む、
良質なタンパク質が重量にして
４５％も含みます。

⑤日本では石垣島などの綺麗な
海で採取、培養されています。

・生理活性物質C.G.F（
クロレラ・グロス・ファクター）

クロレラにはその特有の生理活性物質、
C.G.Fが多く含まれます。C.G.Fとは
動物体成長促進因子です。クロレラが
１０時間で４回も細胞分裂を起こす
という、その驚異の成長力の源です。

赤血球の回復を助けて、造血作用を
促進させる効果があります。
そのため、貧血の改善に役立ちます。
また、細胞が活性化され新陳代謝が
促進されるので、ダイエットや、
アンチエイジング、疲労の
回復をサポートしてくれます。

・免疫力向上効果・

血中タンパク質のアルブミンの
生成促進効果があります。その結果、
白血球が増加して免疫力を高めます。

・血糖値を下げる働き・

ビタミンEやビタミンC、食物繊維
ナイアシン、葉酸の相乗効果で、
コレステロール値や血糖値を
下げるので、生活習慣病の予防や
肥満の改善に役立ちます。

・整腸作用・

豊富に含まれる食物繊維が、
腸の働きを整え、便秘の改善にも
役立ちます。さらに、血中の余分な
脂肪も吸着して排出するので、
脂肪の蓄積も抑えられます。

・ガンや動脈硬化の予防効果・

クロレラに含まれているビタミンB群の
一つである葉酸は、活性酸素によって
傷ついたDNAを修復したり、
血管を丈夫にします。その結果、
ガンや動脈硬化を予防します。

・デトックス作用・

豊富な葉緑素には、体内の毒素を
中和させ無毒化する作用があります。
クロレラにはさらに、肝臓や腎臓を
活性させるアルブミンを、
増加させる働きがあるので、
デトックス効果を一層強化します。

クロレラの大きさはわずか、
３～８ミクロンなので、ほんの１ｇの
クロレラパウダーの中にも数百億個の
クロレラが存在します。一日の摂取量の
目安は、１ｇから３ｇです。毎日、
三ヶ月以上取り続けると効果が現れます。

濃い緑をしているので、一見苦そうに
見えますが、子供でも食べられる程の
味の薄さなので、気軽に食べる事が
出来ます。クロレラを使った簡単な
レシピを取り上げていきましょう。

・アイスクリームや
グリーンスムージー・

バナナやりんごなど、色の濃い
フルーツに、牛乳やヨーグルト、
はちみつとクロレラパウダーを
合わせて、ミキサーにかければ、
鮮やかなグリーンスムージーが

出来ます。バニラアイスに混ぜても
良いでしょう。ポイントは、
クロレラの緑を活かせる淡い色の
物とあわせる事で、見た目が
抹茶のようにも見えます。

・スイーツ・

マフィンやケーキ、クッキー、
ゼリーに混ぜると、ヘルシーな
スイーツが作れます。
レアチーズケーキに使えば、
鮮やかな緑色を楽しめます。

・天ぷら・

天ぷらの衣に混ぜて揚げると、
変わり衣のように楽しめます。

・お弁当の色味に・

青のりのように卵焼きに混ぜたり、
手作りふりかけに混ぜて使う事で、
お弁当の色味にも利用できます。

スーパーフード恐るべし健康と美容効果