バオバブの効果と食べ方

アフリカを代表する巨木、バオバブは、
その果実がアンチエイジングや、
美肌に優れた効果を発揮する事で、
注目されています。日本では生の

バオバブは流通していませんが、
パウダーや加工品、バオバブオイル
などの形で入手する事が出来ます。

①アフリカのサバンナ地帯、
オーストラリアの熱帯から亜熱帯に
かけて広く分布する、アオイ科、
バオバブ属の被子植物です。

②高さ約３０ｍ、直径１０ｍにもなる
地球上で最も大きな樹木です。

③果実はヘチマのように
垂れ下がっています。

④果肉はそのまま食べたり、
調味料として利用されます。また、
種子からはバオバブオイルが得られ、
若菜は野菜として利用されます。

⑤ビタミンCが豊富でオレンジより
多く含まれます。また、カルシウムも
牛乳より多く含まれます。

・強い抗酸化作用・

バオバブの果実に豊富に含まれる
ポリフェノールやビタミンCは、
抗酸化作用に優れています。
抗酸化作用とは、体内に発生する
フリーラジカル（活性酸素）を除去する

作用の事です。フリーラジカルは加齢、
ストレス、喫煙、大量飲酒、紫外線、
排気ガス、環境ホルモン、激しい運動
などによって増加し、糖尿病や、
高血圧、動脈硬化などの病気や、

肌のしわ、たるみの原因になります。
バオバブの果実は、抗酸化作用の強い
ブルベリーやクランベリーを遥かに
上回る、４～５倍の抗酸化力です。
その強い抗酸化力が、健康や美肌の
維持、アンチエイジングに役立ちます。

・バオバブオイル・

バオバブの種子から摂れる
バオバブオイルには、オレイン酸、
リノール酸などの不飽和脂肪酸が
豊富に含まれます。オレイン酸は
保湿力が強く、リノール酸は皮脂と
似た組成な為、肌をなめらかにします。

また、皮膚の修復や再生を促進する
作用のあるビタミンAや、
紫外線による肌のシミ、シワ、
たるみを抑える作用のビタミンEが
豊富なので、マッサージオイル
としても使う事が出来ます。

バオバブの果実はココナッツのような
硬い殻に覆われており、その殻の中に
ある種子の周りには白いパウダー上の
果肉があります。これがバオバブ
パウダーです。効果的な摂取量の

目安は一日小さじ２杯程度です。
バオバブには、グレープフルーツの
ような爽やかな酸味があり、
スイーツやドリンクに好相性です。
ここに、バオバブパウダーを使った
レシピをいくつか取り上げます。

・スムージーや牛乳・

バナナやブルーベリーなどのフルーツに、
牛乳やヨーグルト、豆乳などを加え、
バオバブパウダーを入れてミキサーに
かけます。フルーツやシリアルを
トッピングして、アサイーボウル
のように朝食にしてもいいでしょう。

・ジャム・

好みのジャムに加えれば、爽やかな
酸味をプラス出来ます。
ココナッツオイルに混ぜて、
スプレッドにしても美味しく
食べることが出来ます。

・ドレッシングやサラダ・

オイルに加えて調味料で味を
整えれば、優しい酸味の
ドレッシングになります。
直接サラダに和えても良く合います。

スーパーフード恐るべし健康と美容効果