アボカドとは
アボカドは美肌作りやダイエットに
有効なスーパーフードです。
森のバターと、称される程の
脂肪含有量ですが、美容に寄与する
良質な油です。また、食物繊維、
抗酸化物質など豊富な栄養素を、
バランス良く含む点も特徴です。
アボカドの基本情報
①メキシコ、中央アメリカ原産の
クスノキ科ワニナシ属の被子植物です。
②皮が黒くなった状態が食べ頃で、
緑の硬い状態の物は室温で
追熟すると軟らかくなります。
③日本にもメキシコ産の物が多く
流通しており3月から9月にかけてが
一番美味しくなる旬に当たります。
④アボカドには大きく分けて、
3系統の種類があり、品種は
1000種以上にもなります。
⑤メキシコ系は皮が薄く種が大きいのが
特徴で、濃厚な味がします。
グアテマラ系のハス種が日本で
売られている主流のアボカドで、
果皮は厚く種が小さい事が特徴です。
⑥最も栄養価の高いフルーツとして、
英語版のギネスブックなどにも
掲載されています。
健康・美容効果
・不飽和脂肪酸の効果・
アボカドには18~25%の脂肪が
含まれていますが、そのほとんどは
不飽和脂肪酸です。不飽和脂肪酸には、
血中の中性脂肪やコレステロールを
減らす働きがあります。
不飽和脂肪酸の中でも、アボカドに
多く含まれるオレイン酸(オメガ9)は、
悪玉コレステロールと呼ばれ、
動脈硬化の原因となる
LDLコレステロールだけを減らします。
善玉コレステロールは維持出来る点が
特徴です。また、不飽和脂肪酸は
腸内物を柔らかくし便通を良くします。
アボカドには食物繊維も多く
含まれるので、相乗効果で
便秘を改善します。更にストレス
などで増加した胃酸の分泌を減らし
胃を保護する働きもあります。
・ビタミンEの効果・
ビタミンEは、抗酸化作用を持つ
脂溶性ビタミンです。フリーラジカル
(活性酸素)が体内の細胞膜を酸化し
老化する事を防ぎます。また、
血中のLDLコレステロールが酸化して
起こる動脈硬化も予防します。
脂溶性というのは油に溶ける事で
吸収率があがる性質の事です。
アボカドは脂肪を多く含むので、
このビタミンEを効率良く摂れる
食品の一つと言えます。
ビタミンEの一日の摂取量は、
成人男性8mg、成人女性7mgです。
この量はアボカドでは
約3/4個分でカバー出来ます。
アボカドの効果的な食べ方
・アボカドの保存法・
アボカドは27度以上では変色
するので、夏は冷蔵庫の野菜室に
入れて置くと良いでしょう。
ただし、4.5度以下に長時間
さらすと、アボカドの細胞が
変化して食感が落ちるので、
注意が必要です。追熟に
適した温度は21度前後です。
・レモンをプラスする・
レモンはアボカドに好相性です。
レモン汁を果肉にかける事により
変色を防ぎ、爽やかな香りと
酸味をプラスします。また、
レモンに含まれるクエン酸が
エネルギー代謝を促進するので、
脂肪や疲労物質の蓄積を
防ぎます。レモン汁をかけて
カットしたアボカドはサラダに
入れたり、トーストに乗せたり、
海苔巻きや、おにぎりの具として
利用することが出来ます。
・アボカドディップ・
ペースト状にしたディップは、
トルティーヤやチップスや、
スティック野菜のディップとして
便利です。レモンをかけて潰した
アボカドに、トマトや玉ねぎの
みじん切りを混ぜて塩、コショウ、
チリパウダー、クミン、
トマトペーストなどで味付けした
メキシコ料理グァカモレが有名です。
アボカドは醤油やマヨネーズにも
良く合うので、自分の好みの味に
アレンジしても良いでしょう。
アボカドはこのようにダイエットや
美肌作り、成人病予防にも
役立つフルーツです。海苔巻きや、
おにぎりの具、マグロ丼や、
照焼チキン丼など、
ご飯に合わせても美味しいので
日常的に取り入れていきたい
スーパーフードの一つですね☆☆
スーパーフード恐るべし健康と美容効果
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