甘酒の効果と取り入れ方

甘酒の効果

 

甘酒

 

古くから日本人に親しまれてきている
甘酒は、美肌成分や免疫力を向上させる
成分が詰まったスーパーフードです。

寒い冬に飲まれる事が多いですが、
冬だけに飲むのは勿体ない程多くの
栄養素が沢山含まれています。

 

 

甘酒の基本情報

①米と米麹で発酵させた甘酒と、
米と酒粕で発酵させた
甘酒の2種類あります。

②酒粕から作る事もあるために
「酒」と呼ばれていますが、
アルコール度数は1%未満の
ソフトドリンクです。米麹から
作られる甘酒では、アルコールは
全く入っていません。

③日本書紀には『甘酒』についての
記述があり、古墳時代には
既に作られていました。

④江戸時代の甘酒は、夏バテ予防に
庶民の間で飲まれる夏の
風物詩でした。

⑤甘酒に含まれるビタミンB1、
ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、
食物繊維、オリゴ糖や、システイン、
アルギニン、グルタミンなどの
アミノ酸、ブドウ糖などの含有成分が
点滴の成分に似ている事から、
『飲む点滴』とも称されています。

 

 

 

甘酒の健康・美容効果

 

 

・美肌効果・

甘酒に含まれるビタミンB2
皮膚粘膜を丈夫にし、肌を
健やかに保ちます。甘酒に入っている
必須アミノ酸は、肌の潤いを維持し

乾燥を抑える美容効果満点の成分です。
また、麹には日焼けの原因である、
メラニン色素の沈着を防ぎ、
美白を保つ効果があります。

 

 

 

・整腸作用・

豊富なオリゴ糖が腸内のビフィズス菌
などの善玉菌となって増殖を
促すので、腸内環境が整います。

更に、食物繊維も多く含まれるので、
腸の働きを活発化させて、
便秘を改善する効果があります。

 

 

 

・血圧を下げる効果・

米麹の甘酒に含まれるペプチドは、
血圧を上げる働きをする、
アンジオテンシンⅡの生成を抑えます

血圧が上昇していく午前中に甘酒を飲む
と効果的です。即効性はないので、最低
2~3ヶ月飲み続ける必要があります。

 

 

 

甘酒の効果的な取り入れ方

 

 

・安眠やデトックスの為には寝る前に・

酒粕に含まれている清酒酵母には、
アデノシンという深い眠りに誘う物質が
含まれます。アデノシンが良く働く為の
甘酒の摂取量は1カップ(200ml)
程度です。清酒酵母が消化・吸収して

効果を発揮するには1~2時間かかります。
ですから、夕食後に甘酒を1カップくらい
飲んでから寝ると良いでしょう。夜間に、
甘酒を飲む事で、寝ている間に腸内細菌
を整えてデトックス効果ももたらします。

 

 

 

・夏バテ予防や基礎代謝を上げる
   為には朝起きてから・

甘酒の豊富な栄養素が、夏の暑さで
弱った身体を強めます。また、
基礎代謝を上げる効果もあります。

そのため夏バテを予防し、脂肪燃焼
高めたい場合には、甘酒を朝に
むのが良いでしょう。

 

 

 

・冷え性の改善や血圧を下げる効果・

米麹や生姜には、血圧を下げる働き
あります。生姜には更に、血流を
良くして身体を温める効果もあります。

従って、身体を温めたり血圧を下げる為
には、すりおろし生姜を混ぜて飲むと
効果的です。生姜はにも有効成分が、

多く含まれているので、皮ごと
すりおろすと良いでしょう。生姜が身体
を暖める効果は、比較的すぐ表れます。

 

 

・甘味料として・

甘酒は一日1カップ飲む事が、
健康や美容に効果を上げる為の
目安量です。しかし、毎日1カップを
そのまま飲むのでは飽きてしまう

のでしたら、甘味料としてシロップ
はちみつのように使う事が出来ます。
手作りアイスクリームや、
蒸しパンマフィンなどには、
牛乳の代わりに用いる事も出来ます。

 

 

甘酒

 

 

甘酒は他にも、疲労回復に効く
ビタミンB群や、脂質代謝を
活発にするビタミンB6などの様々
な栄養素を含むスーパーフードです。

 

腹持ちも良いのでダイエット中の
間食にもなり、やさしい甘さを
生かした甘味料にもなります。

 

甘い物は太るイメージですが、
甘酒は甘いのにも関わらず、
とても栄養素が豊富なので
置き換えダイエットに最適です☆☆

 

 

 

 

 

スーパーフード恐るべし健康と美容効果

 

 

 

 

 

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