梅干しの効果
梅干しと言えば、抗菌力の強さから、
夏場のお弁当やおにぎりの定番です。
梅干しには他にも、食欲増進効果や、
疲労回復にも効果があり、夏バテの
改善にも最適なスーパーフードです。
夏場だけではなく1年を通して活用
できる様々な効果を持っています。
梅干しの基本情報
①梅は中国原産、バラ科サクラ属の
落葉高木の実です。
紀元前200年頃には既に
漢方薬として利用されていました。
②6月頃に収穫された完熟梅を、
塩漬けにして3日間天日干し
して作ります。
③減塩タイプの梅干しは、
干した後に水で塩抜きして、
塩分を調整した物です。
④赤しその葉で着色したシソ梅、
昆布やかつお節で旨味を加えた
昆布梅、鰹梅、はちみつで甘みを
付けたはちみつ梅などがあります。
梅干しの健康・美容効果
・ダイエット効果・
梅干しに豊富に含まれるクエン酸は、
エネルギー代謝を活性化させて、
糖や脂肪をエネルギーに変える為、
脂肪が蓄積されづらい身体を作ります。
バニリンが蓄積された脂肪を燃焼させる
為、体脂肪を減らす効果もあります。
・疲労回復効果・
クエン酸は疲労回復にも効果的です。
疲労の原因となる乳酸の分解を
促進してくれる効果があります。
・食欲増進効果・
クエン酸の酸味が刺激となり、
消化酵素の分泌を促し、
胃腸の働きを促進します。
・血液サラサラ効果・
梅干しに含まれる抗酸化物質の
フラボノイドが、肌のシミ、しわ、
たるみ、くすみなどの老化を、
引き起こす活性酸素の働きを抑えます。
梅干しは血中の酸を中和させる
働きのある、アルカリ性食品です。
アルカリ性食品を多く取り入れると、
肉や脂肪分の多い食品によって、
酸性に傾いた血液をサラサラにし、
血流をスムーズにします。血流が
良くなる事で改善される症状は、
腰痛や冷え性、肌のくすみ、高血圧、
高脂血症などの生活習慣予防などです。
・抗がん作用・動脈硬化の予防・
抗酸化物質のフラボノイドと、
梅リグニンという成分が、体内の
活性酸素の攻撃から細胞を保護し、
ガンや動脈硬化を防ぎます。
梅干しの効果的な食べ方
・一日の摂取量の目安・
梅干しの大きさにもよりますが、
大粒の物なら一日2粒、中粒の物なら
3粒ぐらいが、ダイエット効果を上げる
為の目安です。それ以上食べると、
塩分を摂りすぎて高血圧やむくみの
原因となるので注意が必要です。
・ダイエットには加熱した梅干し・
ダイエットに焼いた梅干しが効果的です。
レンジで一分間、加熱して食べると
効果があります。その理由は、
加熱する事によって梅干しに含まれる
脂肪燃焼効果を高めるバニリンという
成分を増加させるからです。
レンジ加熱の場合、たった1分で
バニリンが20%程増加します。
・梅干しの加工・
梅干しの酸味が苦手な方は、
加工して食べるといいでしょう。
以下に梅干しを利用したレシピを
取り上げていきます。
・ささみ巻き・
鶏ささみに包丁で叩いた梅干しと
シソを乗せ、巻きます。焼き鳥の
ように串に刺して焼いたり、衣を
付けてフライにすると、梅干しが苦手な
方でも美味しく食べる事が出来ます。
・焼きおにぎり・
刻んだ梅干しとかつお節、バター、
醤油を混ぜたご飯で、焼きおにぎりを
作っても美味しいです。
おにぎりに塗って焼くのも良いでしょう。
・梅肉和え・
梅干しを包丁で叩いてペースト状にし、
みりんや砂糖に、醤油や味噌を混ぜて
味を整えます。さいの目切りした
長芋に和えたり、きゅうりや、もやしと
蒸し鶏を加えたりすると良いでしょう。
梅干しは抗菌力や食欲増進効果、
疲労回復効果などの他にも、健康や
美容に寄与する働きが沢山あります。
色々な料理に活用して毎日取り
入れたいスーパーフードですね☆☆
スーパーフード恐るべし健康と美容効果
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